日本語って難しいですよね〜!
尊敬語、謙譲語、丁寧語、…と、時に何がなんだか?おかしな言葉遣いをしている人を見かけますが、人と接するサービス業には美しい言葉遣いは必要不可欠、その人自身も美しく見せてくれますから、これから一つづつ紛らわしい言葉遣いを正しく直していきましょう。
色んなブランドショップで殆ど多くのスタッフが間違えていて、そのたびに『んー!?』と気になった言葉遣いからスタート!
お客様からのお電話を受け、離席中の××店長に伝言を頼まれました。貴方はお客様へ『かしこまりました○○様、××店長にお伝えします。』と答えました。んー!?
どこが間違っているか判りましたか?
正解は『かしこまりました○○様、店長の××に(もしくは××に)申し伝えます。』です。
まず、社長や部長宛てであったとしても身内の上司の場合、外部の人へは役職名を付けて呼んではダメ、社長の××…となります。そして、お伝えします…は自分より目上の人へ伝える場合の謙譲語ですが、この場合はあくまでも外部のお客様との会話なので、身内の上司に対して謙(へりくだ)ってはダメ、お客様へ謙るのでどんなに偉い上司であっても、申し伝えます…となります。
先日、所用の大手都市銀行で担当の方を呼んで貰いしばらく待っていると、ベテラン風の素敵な行員の方が『××にはお伝えしていますので、もう少々お待ち下さい。』と声をかけてくれました。急に、パートの人なのかな?って見る目が変わっちゃって(笑)。
そのくらい言葉遣いには力がありますから、皆さんもお気をつけて!